勉強は質より量か。長時間勉強について。
お久しぶりです。
長らくブログを更新していなかったわけですが、その間なにがあったかと言うと、(時期的にお察しかもしれませんが)期末考査がありました。
期末考査前の一週間は部活が停止になって、その分普段より勉強時間が長くとれます。私は気づいたら平日は8時間、休日は長い日で15時間くらいやってました。
私は人より睡眠時間が短くすむようで、だいたい4時間半から5時間くらいなのですが、それでも食事やお風呂以外はほぼ休みなく勉強...(白目)
人間の集中は1時間半が限界と言いますが、その集中力の切れは受験生の大敵です。
よく勉強は「質より量だ!」「いや、量より質だ!」なんていう意見を見聞きしますが、私は断然質より量派です。
まず、勉強の質って密度と効率ってことですよね。
勉強の密度、つまり集中力は確かに大切。一時間勉強しても問題集が一問も進んでなかったら意味がない。
だけど、これまで一度もちゃんと勉強したことがない人ってまず机に座ることから苦痛。集中も一時間半もたないかもしれない。
反対に毎日三時間勉強し続けている人は、一時間の集中くらい当たり前。
勉強の効率、つまり勉強方法は、いわゆる効率が良い暗記方法だとか、誰かさんの偏差値が30上がった参考書とか、これ一冊でセンター9割とか、そういうものに求めるものですが
これも昨日今日急に勉強し始めたような人がやるのと毎日勉強していた人がやるのとでは効果がまるで違うでしょう。
(第一人間の頭は人それぞれなんだから、誰かにとって効率が良い方法が、自分に全く合わないことだってあります)
勉強量のない人がいきなり密度や効率を求めても意味がない。(というかそれを求めて意気込むことで逆にやる気が消失するおそれあり)
集中できなくても効率が悪くても、とにかく量をこなすこと。
そうするうちに自分にとって丁度良いやり方が見つかって、はじめて密度や効率の向上が見られるものだと思うのです。
15時間も勉強してるガリ勉に何がわかる!せっかく何時間も勉強しても効果が薄いんじゃ意味がないじゃないか!と思った勉強嫌いのそこのアナタ。
安心してください。実体験です。
私の中学時代と言ったら、家で勉強した記憶がまるでありません。(せいぜい入試前の5ヶ月くらい)
そこまで宿題も多くないような学校だったし、予習もほぼ必要ない。
そのくせ平均点は取れるからタチが悪い。
「勉強しなくてもなんとかなるなー」と思った頃から、いよいよ勉強しなくなりました。
あまり真面目な部類ではく、通知表はオール4に毛が生えたような感じでしたが、模試が悪くなかったのでそれなりの都立高校を目指して合格してしまいました。
ところが、この高校、中学とは打って変わって絵に描いたようなスパルタ。
まず課題の量が多すぎてこなせない。
テストは勉強しないとドン底を狙えるし、まわりも結構頭が良い。
得意なはずの数学や理科で散々な点数をとりはじめて、私は焦りました。
「そろそろ勉強しなきゃやばい!」
そこで私が何をしたか。
・ネットで勉強方法を調べる→いつの間にかネットサーフィン
・とりあえず机に座ってみる→いつの間にかお絵かき
・良さそうな参考書を買ってみる→使いこなせず放置
思い返すと勉強できない人の典型ですね。
そんなことをして大分時間が経ってから、やっと私はとりあえずいっぱい勉強してみよう!という考えに至りました。
もちろんはじめこそすぐに集中力が切れたり、暗記ノートを無駄に丁寧に作って時間ロスしたり(ありがち)、よく考えると非効率なことばかりやっていました。
だけど、それでも量をこなし続けるうちに、何が無駄で何が必要なのか。どうすれば頭に入るのか。というのがだんだんわかってきました。
まあ、そういう所を勉強を始める前から知っておきたくてまず効率を求めるのかと思いますが、こんな場合はこういう勉強法がいいかな!というような勉強における知恵みたいなものは、量をこなした人だけが身につけられるもののような気がします。
では、その勉強量...勉強時間を増やすにはどうすれば良いか。
私なりの方法をご紹介します。
(とは言え上に書いた通り、こういうのは本当に人それぞれなので、あくまでご参考までに)
と、思ったら少し長くなりすぎたので、次の記事に書くことにします!(逃避)