理系もどきの暇つぶし

受験生が好きなことを好きなように書いていく。

宇宙についての考察。光と時間について

今日、学校にある大学の教授の方がいらして、宇宙に関する最先端の講義をしていただきました。


その先生はあちこちで講義をしていらっしゃるようなのでその内容をここで詳しく述べることはできないのですが

自分なりに考えたことがあるのでこの場で書いてみたいと思います。


現在の宇宙研究の1つのテーマとなっているのは、〈宇宙最初の星を見ること〉


例えば、太陽の光が地球上に届くまでにかかる時間は7〜8分だと言われています。

つまり、地球上にいる私達が見ている太陽は7〜8分前の太陽だということ。

光の速さで5億年かかる距離、5億光年先にある星を見るということは、5億年前を見ているということになります。


ということは、地球から何億光年も離れたところを見れば、宇宙の何億年も前の姿、つまり宇宙ではじめてできた星を見ることができる。


今、この何億光年も先を見るために、巨大な望遠鏡が作られているそうです。


この話を聞いて、私は考えました。


地球から見た一億光年先の恒星の姿というのは一億年前のものですが、さらに一億光年その恒星から離れた場所に瞬間移動したとすると、二億年前の恒星の姿が見られる。

(ちなみに現代の物理学では光より速く移動することは不可能とされており、一億光年移動するには一億年以上の年月がかかるので、これは実行不可能です)


つまり対象物からの距離が離れれば離れるほどその物の昔の姿が見え、近づけば近づくほど現在に近い姿が見える。

ということは、その対象物の放った光はどの瞬間のものも距離によっては見ることができる。(つまり瞬間ごとのその姿が記録されている)


他の例を挙げると、今から例えば10億年後に、地球から10億光年離れたところから地球の地上を観察したら、今の人間の活動を見ることができるってことですよね。


死んだら無になるというのはある意味間違いで、一個人の一生は大変短いものですが、その一瞬ですら、すべて光によって記録されている。(この時間的広がりが四次元空間の認識?)

過去っていうのはすべて光になって残っているわけです。


こう考えるとなんかロマンチックですね。


私達は光を反射しながら生きていて、その発した光を何億年後にも、はるか遠くから見ることができる。(実際そうするにはかなりの技術が必要ですが)


ちなみにこの考え方でいくと過去が変えられないのは明白で、過去は見ることはできてもタイムマシンで過去に行くことはできません。(ということはパラレルワールドは未来においては存在しても過去においては存在せず、今という瞬間が起こったと同時に無数に分岐していたパラレルワールドは消滅して1つに集約される?)


あ、なんかかなりわかりにくい文章...

若干文系バイバイかもしれないですごめんなさい。


結論、宇宙ってすごい。